今回は、MX MECHANICALも良いけど、MX KEYS mini KX700GRはもっと良いよ!という話をしたいと思います。
もちろん、万人にMX KEYS mini KX700GRがおすすめというわけでは、ありません。
ただ、ノートパソコンがメインPCな人は、MX KEYS mini KX700GRを選んだ方が良いと思います。
そのように考えるのは、以下の理由からです。
- メカニカルキーボード、案外疲れる
- MX MECHANICALはパームレスト必須
- MX MECHANICALは重くて持ち運びにくい
- MX MECHANICALとノートPCの感覚違いに困る
- スタンドがガタつく…
一方、MX KEYS mini KX700GRは、キーボード自体はもちろん上質で、MX MECHANICALと比べると次のようなメリットがあります。
- MX MECHANICALに負けない打ち心地
- MacBookを使っても違和感が少ない
- パームレストなしでも使える
なのでここからは、なぜMX MECHANICALから乗り換えることになったのか、乗り換えてどうだったのかを紹介します。
MX MECHANICALから乗り換えた背景
そもそも僕の場合、在宅ワーク半分とオフィス出社半分の働き方をしています。
仕事ではWindows。プライベートでは、Macです。
なのでキーボードを選ぶ基準として、下記の3つを重視していました。
- 持ち運べること
- MacとWindowsの両方で使えること
- 予算15,000円でなるべく長く使えること
MX MECHANICALは、フルキーボードにしていたので、カバンには入らず、持ち運びは若干しにくかったです。
週2出勤だったので、良しとしていたのですが、やっぱり満員電車で人に当たると良くないと思い。買い替えを決意しました。(それから、買う前からわかっていたことではありますが、電車移動の際に、本を読んだり、スマホでブログを書いたりできないのがモッタイナイと感じたのも理由の1つです)
持ち運びについては、キーボードを2台持ちすることで解決する方法もあります。
ただ僕の場合は「なるべくお金をかけないこと」、「モノは少なくすること」を信条にしていることから、1台で完結できることを条件にしました。
その際、改めてMX KEY MINIとMX MECHANICALを比較して、MX KEYS mini KX700GRを選びました。
もちろん、テンキーレスのMX MECHANICALを購入することも検討しましたが、乗り換えた理由は、MX MECHANICALに下記4つの不満があったからです。
- メカニカルキーボード、案外疲れる
- MX MECHANICALはパームレスト必須
- MX MECHANICALとノートPCの感覚違いに困る
- スタンドがガタつく…
誤解を与えないように良かったところもお伝えしておくと、タイピングのしやすさは抜群でした。
僕にとってMX MECHANICALは、初めてのメカニカルキーボードでしたが、「メカニカルキーボードいい!」と思ったのは事実です(ただ感動するほどでは正直なかったです)
一方、Macのようなペタペタとタイピングすることに慣れていた僕の場合、タイピングに余計な力がかかり、指に疲れていると感じることが増えました。
Macじゃなくてもノートパソコンの方は大体当てはまると思います。
「それも慣れればいいか」と思ってたんですが、今度は二つ目が引っかかりました。
MX MECHANICALとノートPCの感覚違いに困る
MX MECHANICAL、非常に使いやすいのですが、ノートパソコンとの感覚が異なります。
最初はそこまで気にならなかったのですが、MX MECHANICALに慣れるにつれて、ノートパソコンが使いにくくなり、「ちょっとノートPCを持って行って、カフェで作業しよう」がやりずらすなりました。
スタンドがガタつく…
またMX MECHANICAL、結構ガタつきます。個体差だとは思うのですが、口コミを見てると同じような意見の方が少なくありません。
MX MECHANICALはパームレスト必須
MX MECHANICALですが、結構高さがあります。
またしっかり押し込んでタイピングしなければならないこともあり、パームレストなしの状態だと手首が浮いてしまい、指や手首に疲れを感じることが増えました。
パームレストありとなると、パソコンの場所を取るし、持ち運びにも荷物が増える。。
以上のような背景からMX KEYS mini KX700GRはどうか?と試してみることに。
試してどうだったかと言うと、下記のように感じました。
- タイピング感覚に違和感なく、打ち心地は良い
- Macのキーボードをより打ちやすくした感じで違和感ない
- パームレストなくても使える
- カバンに入るのやっぱりいい
まずタイピング感覚について言うと、MacBookのキーボードに近い感覚です。しかし、Macのキーボード以上に打ちやすいので、タイピング感に不満はありません。(メカニカルキーボードを普段から使っている人には物足りないかもしれませんが、ノートPCをメインに使っている方には、問題ないでしょう)
それからキーボードの高さもちょうど良く、パームレストは必要ありません。
モノを少なくしたい僕にとってはこれも良いポイントで、持ち運びにも適しています。
一応補足しておくと、実はMX MECHANICALとMX KEYS mini KX700GRの重さは100gほどしか変わりません(MX KEYS miniのほうが100gくらい軽い)。
しかし持ち運ぶ際は、ケースも必要になるので、ケースの重さを踏まえると200〜300gくらいの差になります。小さいサイズのペットボトル1本分くらいですね。
それでもMX KEYS mini KX700GRは、一般的なキーボードと比べて、軽いとは言えないでしょう。それでも、近場のカフェに行く際に、わざわざMX KEYS mini KX700GRを持ち運んでいます。それくらい気に入ってるキーボードです。
ミニキーボードどうなの?
MX KEYS mini KX700GRを購入する際、悩んだのがフルキーボードにするか、テンキーレスにするかです。
もともとMX MECHANICALを使う前は、Appleのフルキーボードを使っていて、テンキーの楽さに馴染んでいました。
ただ、僕の場合は数字を入力する作業が特別多いわけではなく、そもそもノートパソコンを使っていて困ることもありませんでした。
数字を連打しなければならない作業が発生した場合、やや生産性は下がりそうですが、テンキーレスでの数字タイピングを鍛えれば良いと判断。
結果的に今のところ数字で困ることもなく、タイピング速度も順調に上がってきたので、なくても良さそうと感じています。
なので僕と同じように、持ち運ぶキーボードが欲しいノートPCユーザーは、「MX KEYS mini KX700GRを買って、テンキーレスに慣れる」が最適解なんじゃないでしょうか。
Apple製キーボードと比べて、接続が悪いなんてこともないので、その点も安心です。
結論!MX MECHANICALはキーボードとして優秀。ただしノートPCユーザーにはオススメしない
というわけで、MX MECHANICALからMX KEYS mini KX700GRに乗り換えた感想をお伝えしてきました。
あくまで個人の感想ですが、下記三点はMX KEYS mini KX700GRが勝っていると思っています。
- 携帯性
- 疲れなさ(パームレスト不要)
- ノートパソコンとの相性
とくに疲れなさとノートパソコンとの相性はポイントが高く、もし現在のMX KEYS mini KX700GRが壊れたとしても、もう一度MX KEYS mini KX700GRを購入すると決めています。
普段からメカニカルキーボードに慣れている人にとっては物足りないかも知れませんが、ノートパソコンユーザーには、MX KEYS mini KX700GRをおすすめします。
「【長期レビュー】MX KEY mini KX700GRはノートPCユーザーの最適解かも【ロジクール】」では、MX KEYS mini KX700GRを使ってみた感想を詳細にレビューしているので、MX KEYS miniについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください!